あらすじ
女子高校生の浅井みすずは夢見るサイボーグである。
十年前に脳を大怪我した際に人工細胞を移植されたことで夢世界をリアルに体験したり、他人の夢に登場することができるのであった。そして主治医は東田と言う女医であった。
第一話「夢か現か幻か……」
みすずはある日、夢の中で鬼平と名乗る見知らぬ同い年の少年と出会う。
鬼平もみすず同様に夢見るサイボーグであり、他人と夢を共用できるのだ。
そんなある日、二人は夢の中で鵺と呼ばれる夢世界の怪物に襲われる。そして調査を進める中で鵺を登場させる悪夢を見ているのが、長期入院している級友である平沼有紀だとわかる。
そして二人は夢の世界で鵺に襲われながらも有紀に会いに行き、事態を説明することで悪夢を終わらせることができるのであった。そして後日、みすずが無意識に好意を寄せ始めている鬼平が同じクラスに転校してきたのであった。
第二話「遠い日」
ある夜、みすずは夢を見る。
そこで見知らぬ少女、千葉美佐子と出会う。美佐子はみすずと同じ高校の二年生だと言うのだが、お互いにまったく面識がない。そしてみすずは調べてみると同じ高校に美佐子は実在しないことがわかった。
その後もみすずは美佐子と夢の中でなんども会い、美佐子は恋愛の悩みをみすずに相談する仲となっていた。
やがて、みすずと美佐子が互いの持ち物の違いから二人が会う夢世界は過去(35年前)の高校生である美佐子と現在の高校生であるみすずの互いの夢が繋がったものだと言うことを鬼平が証明する。
そして美佐子が抱えていた恋愛の悩みをみすずが解決した。
そして後日、診断で東田女医の元を訪れたみすずは美佐子が35年前の東田先生だとわかるのであった。
そして美佐子もみすずに感謝の気持ちを伝えるのであった。
第三話「夢見るように夢見たい」
ある日、みすずは嫌な予知夢を見る。それは鬼平が学校から去る夢だった。そして鬼平が倒れて意識不明となり、入院する事態が起こる。
検査の結果、鬼平は悪性の腫瘍が脳にあり、その手術には東田が執刀することになる。だが手術は成功するが鬼平の意識は夢世界に留まってしまい植物状態となってしまう。
もはや名医の東田でもどうにも手を出せない状態なことから、東田、鬼平の母親、そして親友達から鬼平の意識の救出を託されたみすずは夢世界へと向かう。
そしてみすずが鬼平を夢世界から現実世界へと取り戻すのであった。そして二人は結ばれることになる。