あらすじ
突然の交通事故で両親を亡くした主人公、シヒョク。
残された家族は未だに「ああ」しか発せない20歳差の弟、シハだけだった。
「二人でどうやって暮らしていくの?誰か引き取れない?」
「まだ大学生なのに、子育てなんて…」
「…お義兄さんさ、保険金はおりるのか?」
両親の葬儀で親戚たちの心ない言葉にうなだれていた時…。
「ふええ!」
シハの泣き声が聞こえてきた。そしてシハが初めて口にした言葉は――。
「に…にーちゃ」
パパでも、ママでもなく…。
シヒョクはゆっくりと近づき、シハを抱きしめこう誓った。
「兄ちゃんがシハを一生守るから」