あらすじ

※本稿には作品のネタバレ要素が含まれます。 皆様は必ず、ブルーレイ等で『ヴイナス戦記』の本編をご覧になってから、本稿をお読み下さい。絶対にですよ! 『ヴイナス戦記』(1989)。 安彦良和監督の手になる劇場アニメの傑作であり、 公開以来30年にわたって“封印”された“幻の超大作”。 ようやく2019年になってブルーレイ化され、 超絶のヴィンテージともいうべき味わいが、21世紀に甦りました。 それにしてもこの傑作、どうして公開当時、アニメファンにヒットせず、歴史のシャドウゾーンに潜むことになったのでしょう? そんな疑問を持ちつつ再観賞を重ねますと、登場人物の行動の裏側に隠れていた、意外な物語が見えてきました。 クイーンのミランダが母親のように優しく変貌したのは、なぜか。 マンハッタンのオフィスで、スゥがタイプした記事の意味と暗示。 そして、ヒロとカーツの“峡谷の決闘”に秘められた謎。 そこで負けたとされていたヒロが、実は完勝であったこと……など。 一度観ただけではわかりにくい、『ヴイナス戦記』の奥の深さを、 21世紀の今、ここで分析してみたいと思います。

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カクヨム
カクヨム2023/01/20
  • 現在の作品『ヴイナス戦記』の謎を解く。