あらすじ
王都の夜会で第一王子とその婚約者を殺したとして、地下の尋問室に連れてこられたイザベラ。対するは、第二王子と側近の騎士たちだった。しかしイザベラは言葉を間違えればすぐにでも断頭台に送られるというのに、不気味に笑い「私が殺した」と口にする。嘘と真実を見抜く魔法を使っても、イザベラが殺したという真実は変わらなかった。尋問室にてイザベラの向かいに座る第二王子はそれを知り、騎士たちを下がらせた。第二王子は問う、「どうやって殺したのか」。そして、「なぜ殺したのか」。イザベラはそれまで浮かべていた笑みを消すと、凛然として答える。「幸福になるため」と。イザベラの真意を知り、第二王子もまたその本性を見せ――?