あらすじ
世界は崩壊した。一人の科学者の手によって。
荒廃した世界の中、生き残った人々は統合政府を作り出して社会体制や文明を維持し、人類自体が即座に絶滅することはなかった。
しかし、緩やかに滅亡へと進む人類を慮って、それを救おうとした者が居た。その人物もまた科学者で、かつての世界を取り戻すための、そして過ちのない理想的な世界を生み出すことを夢想し、手段を問わずに研究を重ねた。やがてその人物は病に蝕まれ、その人物を疎んだ者たちが望むように倒れた。
だが、それを受け継いだものが居ることは、その時は、誰も知らなかった。