あらすじ
私たちの生きる世界とは少し違う世界。時代。しかし私たちと変わらないヒト達の生きる世界。
この世界の人々はこれまでの歴史を反省し、無用な血の多く流れる「理不尽な戦争」という概念を捨て去った。水・食糧不足、領土問題、宗教戦争、民族紛争などなど、およそ無用な殺生に結び付く要素は、統制と変化の名のもとに一掃された。
だが「戦争」は「無益な殺生」から、「絶対的ルールの下に行われるスポーツ」へと姿を変えて、最終的な合意形成手段として生き残っていた。
これは、その「スポーツ」の選手。いわば戦闘代行人ともいうべき存在である剣士(ソーディアン)として生きる、ある女性の日常である。