あらすじ

――これは、秘密の痣を持つ明るい少女が、甘くて無表情の王子から、ずっと溺愛されてきたことに、気付いてしまう物語。 ♢♢♢ リーストン魔術学校に通うルーシーは、昨晩一つの呪いを解いた。 その呪いとは、自分の顔を覆う『痣』――ではなく、学友で隣国の第二王子、オーランド・サルバスを苦しめてきた『死の呪い』である。 オーランドの命が助かり安堵するものの、他にも解かねばならない呪いがあった。 入学式の日、彼は言ったのだ。 「俺は、呪いで表情を奪われている」   複数の呪いをかけられ、お茶目な性格のくせに、常に無表情のオーランド。 ルーシーは、彼の笑顔が見たかった。 そんな中、もうすぐオーランドの誕生日だと気付く。盛大に祝おうと計画を立て、準備のために街に出た。 するとそこで、予想外の事件に巻き込まれることになる。 事態を理解したルーシーはうつむき……満面の笑みを浮かべたのだった。 ♢♢♢ 「ルーシー、しっかり俺を見て。俺は今、もの凄く幸せだ」 「オーランドが幸せなら嬉しい。ただ……いつも通り、表情は微動だにしてないけどね」 「……そんなぁ」 (格好良いのに可愛いだなんて、ずるい) *この作品は、アルファポリス、小説家になろうにも掲載しております。

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カクヨム
カクヨム2022/01/16
  • 現在の作品その日、王子の顔が壊れた