あらすじ
結城 拓斗は数日前に異世界に召喚されたばかりだった。
先代の魔王様に召喚されて頼まれた仕事は『もうそろそろ娘が魔王になるからサポートしてあげてくれ』というもので、魔王の執事となった。
そして新生魔王ちゃんの初めての仕事が会議だった。
「初めての魔王軍会議を行いますっ!集まってください」
妹系魔王ちゃんによる会議が始まる……はずだったのだが、13人いるはずの幹部連中はひとりも来なかった。
その代わりに来たのは勇者で……
「タクト兄さん、私は幹部さん達に嫌われてるみたい、しかも勇者さんに殺されちゃうんだって。私は悪い子なの?(ウルウル)」
拓斗は激怒した。
「魔王ちゃん。幹部連中全員なんとかして連れてくるよ」
「ほんとに?」
「うん。なにがなんでも(フルボッコにして抵抗の意思を削いで、動けなくしてから)連れてくるよ」
こうして、会議室には満身創痍だったり、拓斗を見る度に怯えた目をする幹部連中が集まることになるのだった。
中にはダメージ過多で動かない者もいたが、細かいことは気にしない。
だって、魔王ちゃんは人が集まってきて、喜んでいるのだからっ!
そもそも、先に魔王ちゃんを裏切った幹部連中が悪いよな。
会議に来なかった理由聞いてみても全員個人的な理由ばっかでふざけてるし、魔王ちゃんはなんにも悪くないよ!