あらすじ

愛しいボスと火遊びなどできない。 わたしはきっと、灰になってしまう。 日曜日の朝6時、電話が鳴り響く。「エラ、今すぐ来てくれ」 サント・コレッティの個人秘書として働くようになって4カ月、 時間外の呼び出しには慣れっこになっていた。 イタリアなまりの強い、深みのある低い声が寝起きの耳を愛撫する。 どんなに傲慢で、わがままで、女ぐせが悪くても、 サントはシチリア名家の御曹司として眩しいほどのオーラを放ち、 エラの心を惑わせる。ボスにこんな感情を抱くのは禁物なのに。 いいえ、それもあと少しのこと。エラは仕事を辞めようと思っていた。 だが駆けつけた先でサントのある姿を見たとたん、エラは胸をつかれ、 彼のもとを離れることなどできないと悟った。もしかしたら、永遠に。

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シーモア
シーモア2014/06/20
  • 現在の作品華麗なるシチリア