あらすじ
女子高生五人で構成されるガールズバンド『絶句女子』は、アマチュアながらネットを中心に人気を集めていた。
リーダーである来須静流(くるす しづる)による音楽業界・広報戦略とメンバー達の女子高生離れした技術のたまのであり、ついにはメジャーデビューの打診がかかった。
「一点、強くお願いしたいことがあります。ガールズバンドということで、こちらも多少アイドル的な売り出しをしたく……メンバーの方々にはしばらく男性関係は控えていただきたく……大変恐縮ですが」
事務所マネージャーからはアイドル売りのために『男性関係を控えてほしい』と頼まれるが、『絶句女子』の静流以外のメンバーは、どう見ても特別な関係の幼馴染み同士のセカンドギターとベースの二人に、絶賛交際中のドラムとキーボードの二人だった。
男性と付き合う心配は一切ない。
しかし、自分以外がラブラブなことで静流のバンド内での居心地は最悪だった。
それでも静流がバンドで売れることを目指すのは、妹のため。そして、自分達を捨てた母への復讐のため。
どんな努力も、居心地の悪い状況も耐え抜いてみせる。
そう覚悟していたはずが、メンバーの一人セカンドギターの末藤沙也(すえふじ さや)がバンドを脱退したいと言いだす。
続いて彼女の幼馴染みである芦谷尋(あしや ひろ)も沙也がやめるならと同調。
二人が抜けてしまえば、バンドは崩壊してしまう。
どうしてもメジャーデビューしたい静流は、積もり積もった恨みも合わせて、ついに特別な関係である幼馴染み二人の間に割って入ることを決意した。
音楽で成功し、復讐することを誓った静流は、自分以外ラブラブなガールズバンドを成功と復讐の道具として扱い始める。
※百合の間に入る女性主人公の微NTR的な展開・表現があります。男性キャラは恋愛に一切関与しません。