あらすじ

高校2年生の秋、僕は初めて恋をした。その味はほろ苦くもクセになる甘さを纏ったチョコレートのようだった。見た目に心奪われそのモノがどんな味を魅せてくれるのか頭を巡る、初めて手に取った時の高揚感、自分のモノになった時の興奮、昂った気持ちを抑えながらいつもより長くも楽しく感じる帰路、期待に胸を膨らませながらその蓋を開ける。そうして僕はどろっとした感触のソレに浸かって。
 しかしソレは終わりを告げようとする。僕は終わりを遠ざるため止めようとしても、もう遅い。僕は止まることを諦める。止まってしまえば僕もきみも幸せになることが出来ないから。
 ──ごめんね、さようなら。愛してたよ。

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アルファポリス
アルファポリス2024/04/01
  • 現在の作品きみは甘いコスモス