あらすじ
一時期すごく二次創作で流行っていた、花吐き病をモチーフとした百合小説です。
毎日18:00に投稿予定
以下あらすじ↓
豊崎百合は花を吐いた。比喩とか誇張表現ではなく本当に花を。
これは都市伝説として噂されている花吐病だと、彼女はそう考えた。けれど一つだけわからないことがある。
恋の病気だと言われているこの病気になぜかかったのか、という事だ。彼女自身に思い人はいるが、友情なのか愛情なのか自分でもよくわかっていない。でも本当に恋ならば──
胸の高まりとともに何かがせり上がってくるような心地がした。
白澤由梨は花が食べたかった。比喩とか誇張表現ではなく本当に花を。
いつからか食べているものの味をあまり感じなくなって、辛い夢ばかり見るようになった。
どうしてだかわからない。
病院の先生に紹介されて向かった奇病専門の精神病院で、彼女はこう診断された。
花食病──花を食べてしまう病気、だと。
けれどそれはただの花でなく、花吐病患者の花を食べてしまいたくなるらしい。
どちらの病気も両想いになるまで、完治はできない。
彼女たちの恋は叶うのか、それとも──