あらすじ
暁星陽希は異能力持ちの高校一年生。
その異能力とは、自分の深層心理の世界――心象次元に干渉できるというよく分からないものだった。力に目覚めた陽希はそこで自分の深層人格を名乗る十六夜氷華という謎の美少女に出会う。
そんなある日、同じクラスメイトであり、同じ部活のメンバーである、学校のアイドル的存在、名月暦が毒殺される。
現場は外から鎖された小さな自習室。
そして氷華はそれを受け、探偵活動を行うよう陽希を説得する。
「……犯人は必ずいるんだな? どうやって捜す?」
「それはこの私、心象探偵・十六夜氷華に全て任せておけ! 陽希は私の言うとおりに動いてくれればそれでよい!」
正反対の二人が力と心を合わせ、鎖された密室と遠隔毒殺トリックの謎に挑み、遂に犯人に迫るも、その者が突如構築した心象次元に取り込まれてしまう。
犯人逮捕はもう目前――。
諸悪の根源・深層人格との戦いに勝利し、犯人の表面人格を救い、無事脱出し、真実を解き明かして事件を解決すべく、二人は最後の力を振り絞る。
「ヤバい死ぬ――!!」
「案ずるなと言ったじゃろ――――心象推理術」
ただの密室殺人事件では終わらせない。ダークファンタジー異能バトル×本格ミステリー、ここに開幕!