あらすじ

平成17年6月上旬、半月正夫は与謝野コンツェルン会長の与謝野耕造の招待を受けて八丈島の南に位置する、周囲2キロ程の冠島に行く。与謝野会長の招待を受けたのは半月を含めて15名。 豪華な建物の中で、与謝野会長の執事、西尾が招待の目的を告げる。 ーー昨年の9月に与謝野コンツェルン傘下の企業から集められた50名の社員の研修会が行われた。その時与謝野会長の個人資産である銀行の預金通帳や貸金庫の鍵、暗証番号を記したメモ帳などが盗まれた。 犯人は研修生の中にいると思われるが、手荷物検査などを行って全員を解放した。 盗まれたこれらの重要書類は島のどこかに隠されていると思われるーー そう説明して、西尾はその書類を探してほしいと言うのだった。 ーーただし期限は1週間、期限内に見つけられなかった場合は1人死んでもらう事になる。そしてまた1週間たっても、見つけられなかった時はまた1人が死ぬ。こうして最後の1人が死ぬまで続ける事になる。 非常識ともいえるこの提案に、15名の内6名が島を去る。残りの9名が与謝野会長の重要書類を探す事になるのだった。 書類探しを始めて1週間がたつ。1人が消える。また1週間、2週間と立つ。2人が消えて6名となる。 3週間が過ぎた頃、早川という者が、自分が書類を盗んだと白状する。書類は断崖絶壁の海の中から発見されてこれで一件落着かと思われたが、ここから予想外の展開となる。 与謝野会長は昨年の9月に死んでいると西尾の告白。だが、死んだはずの与謝野会長は生きており、西尾に殺されかけたという事実があぶり出される。そして書類探しに邁進した6名の命は・・・。

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小説を読もう2018/07/16
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