あらすじ
主人公、ゼイグランド・オルゼは20歳。王都の騎士団長をしていた。
ある日、社交界の場でミレーネア伯爵令嬢から婚約破棄を突きつけられる。
傷心したゼイグランドは騎士団長を辞めることにした。
そのままギルドで冒険者として働くことにする。
彼は、ギルドでは【漆黒の魔法剣士】と呼ばれていた。
そんな実力を見込んだギルド長は、彼に少女2人の教育係を依頼する。
ゼイグランドは、ギルド長の強い頼みを断れず、その依頼を引き受けることにした。
2人の少女は17歳。どうやら「天才」ということらしい。
ステータスを見ると、確かにずば抜けて高い。しかし、それは一部だけ。
1人は腕力が高く。もう一方は知力が高った。
それは初級冒険者の10倍。
間違いなく天才である。
これなら楽な教育だ、と思ったゼイグランドであったが、2人の希望職を聞いて目を見張る。
2人には秘密があったのだ。
一方その頃。
ゼイグランドを振ったミレネーネア伯爵令嬢は、イケメンの公爵と逢瀬を重ねていた。
ところがある日、彼女の乗った馬車がモンスターに襲われてしまう。怪物に恐怖した公爵は、彼女を残して逃げてしまった。
「ゼイなら、あんなモンスターは倒せていたわ」
そこから彼女の違和感が始まる。
ゼイグランドと付き合っていた頃はこんなにも不便はなかったのに……と。
それもそのはず。ゼイグランドは、わがままな彼女の願望を叶えるべく、縁の下の力持ちになっていたのだ。
彼と別れて落ちぶれていく彼女。
彼の偉大さに気がついたミレーネアは、彼とよりを戻すことを計画する。
教え子からは溺愛!
元婚約者にはざまぁ!
痛快、ドキドキ、ファンタジーラブコメディ!