あらすじ
文明開化の風が吹いて早三十三年。
時代は西洋の文化を受け入れ移り行く。
しかしそんな変化を疎み、日のもとの国に固執する集団がいた。その者達は古くからこの国にある異能の力を使い、じわりじわりと信者を集めては、虎視眈々と天皇の命と国の権力を狙っていた。
その異能集団に立ち上がったのが、こちらも古くから存在する隠密組織、通称 白狼徒党。
組織のトップと思われる男は、常に色眼鏡をかけて顔を隠していたため、素顔を見た者もいなかった。
これは…ある遊郭 揚屋での出来事である。
KAC20248 お題『めがね』参加作品