あらすじ

欧州、食文化の花開く小国・フィオリシェルゴ。 田舎から鞄一つで王都に出てきた少女・コンスタンツァの夢は、一人前のパティシエール(菓子職人)になること。今は菓子店に住み込みで働きながら、王立の製菓学院への入学を夢見ている。 ひょんなことから学院主催の大会に出場した彼女は、翌日王宮に呼び出される。期待に胸を膨らませるも、学院長の横にいたのはこの国の王子だった。 「国軍に製菓中隊を新設しますので、製菓指導に行ってください」 そこはリンゴ畑しかない国境の街、のはずだったが……。 これは、後に<国王陛下の菓子箱>(ドルチェ・デ・ドゥージェ)と呼ばれる世界一役に立たない軍隊──製菓部隊が、ある小さな町を救ったという、ささやかで、とても馬鹿げた戦争の記録である。 ※アリアンローズ新人賞 一次通過(二次落選)

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小説を読もう2013/10/13
  • 現在の作品ドルチェ・デ・ドゥージェ! 〜王国軍第十二師団麾下製菓中隊〜