あらすじ

「俺たち、別れよう。」 こうなるのは当然の結果だったのかもしれない。 天才である彼女の大きな羽ばたきは凡人である俺では支えきれなかった。 俺、細木心と彼女、鳳翼は幼馴染だった。俺が平凡で何も持たないのに対して、彼女は完璧だった。 美しい銀色の髪。 綺麗に整った顔立ち。 翡翠色の瞳。 服の上からでもわかる豊満な体つき。 誰からも好かれる性格。 全国模試でも上位になお連なる学力。 おまけに運動神経も抜群ときた。 そんな一羽のとても美しく誰もが見惚れる鳥のような彼女は大きな翼で空を自由に飛び回っていた。 そして時々降りてきてはある一本の木で羽を休めた。 その木はとても細く小さく平凡でその鳥が羽を休めるには心許無く見えた。 けれど決まってその鳥は羽を休める時その木にとまった。 ただ彼女の幼馴染に生まれたというだけで運良く付き合うことができたにも関わらず支えることも出来ない平凡な俺が彼女の幼馴染として生まれたのはなんの意味があったのだろう。

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小説を読もう2024/03/25
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