あらすじ

長崎に伝わる童歌に隠された謎を解く物語。 でんでらりゅうがでてくるばってん。 これは長崎県に伝わる意味不明の童歌です。そしてそれは江戸時代、長崎に現れたデンデラ龍との戦いを残した記録でもありました。現在誰も知らないデンデラ龍とは何なのでしょう? この童歌の正体を知るために、まず御神剣『百錬(びゃくれん)』について語る事から始めましょう。 古代中華、三国の時代、関羽(かんう)の霊を祭る御神剣を造るために、ただ美しいという理由だけで生贄にされた白蓮(びゃくれん)という貧しい村の少女がいました。その儀式は魂混(こんこん)と呼ばれ、生贄の魂と引き換えに願いを叶える事ができたそうです。白蓮は生まれた村と家族を守るために、関羽の魂を鎮める事を願いながら生贄として魂混を全うし、死んでしまいました。 白蓮は生贄として死んだ後も、魂は御神剣に縛り付けられ成仏する事も出来ません。白蓮の魂は何十年と関羽の霊を慰め続けました。次第に魂は御神剣に絡みつき、溶け合いながら金属を細胞に変えていきます。白蓮は新たな生命、御神剣『百錬(びゃくれん)』として生まれ変わりながらも健気(けなげ)に関羽の霊を慰め続けていました。 そして呉の国が滅亡する時、関羽の墓は荒らされ御神剣『百錬』は盗まれてしまいます。盗まれた御神剣はたくさんの人の手を渡り、江戸時代に長崎の出島に持ち込まれました。デンデラ龍のお話はいよいよここから始まる事となります。

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小説を読もう2024/03/11
  • 現在の作品デンデラ龍が出てくるばってん