あらすじ

ある日の午後。快晴の空。ただしビル群に遮られ影と、そして人混みの中を歩いていた男はふと妙だと感じた。 「重 箱の隅をつつくような言い方するなよぉ」 「く さっ!」 「ハチ! あ、ハエだったわ」 「なな! なぁなぁなぁってば。もういいじゃーん」 この人混みだ。周りの人の会話が自然と耳に入る。 すれ違うその瞬間にほんの一語、強調されるように。あとは遠ざかるため尻すぼみに。だから会話の前後も内容も把握できない。それはどうでもいいのだが、しかし、どこか妙なのだ。ただ、いまいちその何かが分からない。

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小説を読もう2024/03/22
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