あらすじ
「子爵令嬢マティナリア・パーレンテンジア! 我が息子、伯爵子息アインファート・ソーフィスカートはそなたとの間に真実の愛を見つけられなかった! そなたとの婚約は破棄させてもらう!」
夜会に婚約破棄の宣言が響き渡った。
伯爵息子アインファートは事故により記憶を失い幼児化していた。
幼児化した息子に代わってその親が婚約破棄を宣言したのである。
壮年の伯爵による一方的な婚約破棄の宣言。
異を唱えられる者はこの場にいないかと思われた。
だが、ここに一人の例外がいた。
「お待ちください、伯爵。これではあんまりではないでしょうか」
そう声をかけたのは、王国第三王女クリサリシアだった。
果たして第三王女クリサリシアは、このおかしな事態を見事解決することができるのか!?