あらすじ
小学生の頃、氷室珠火という女に初恋をした。
その女は可愛くて、小さくて、私の後ろに隠れていつだって応援してくれた。頼りにしてくれる。
つけあがった私の傲慢は最後の文化祭の失敗という形で露呈し、情けない嘔吐が初恋の味だった。
それから15年、目覚ましには遅いチャイムに起こされた私は、ドアの向こうに天使を見る。
天使は、何も変わらず肥大化した自意識と、自己否定の呪いを解こうともしなかった私を見下ろす。
氷室珠火ーー
愛すべき、私の妹だった。
登場人物
氷室音夢 背が低い 強情 妹が大好き
氷室珠火 ちょっと冷めてる 姉が大好き
パンケーキ 背が高い 掴み所がない 音夢の元カノ
シルクワームちゃん パンケーキの店の店員 人懐っこい 行動力アリ
盃さん パンケーキの店の常連 イベントサークルの主催 本読み