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あらすじ
砂抜きで塩水に浸けられている浅蜊(あさり)たちは、数珠玉の実の色に似ている。
子供の頃、数珠玉の実の中身を穿り出すのが好きだった。
出てきた中身は愛おしかったが、外殻は祖母に渡していた。
これでアクセサリーを作るかと聞かれたが、断った。
――空っぽになるのは、あっけなかった。
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