あらすじ
自分の将来に悩む高校生、蒼乃薫(あおのかおる)はある日の帰り道、野良猫と戯れる一人の女性、一条琴葉(いちじょうことは)と出会う。
野良猫を助けたことがきっかけでつながりを持つようになった二人。話をしていく中で、琴葉の抱える悩みや境遇、そして彼女自身の存在に対する思いに薫は自分との接点を感じ、そんななかでも凛とたたずむ琴葉に恋をしてしまう。
琴葉に自分の悩みと「夢」を打ち明ける薫。
琴葉は自分の望む世界と「夢」を薫に打ち明ける。
琴葉の語った「夢」に衝撃を受ける薫は「夢」の中に彼女の本当の姿を垣間見てしまう。
そして訪れた、すべてが明かされる桜の花びらが散る日。
薫は琴葉の本当の「夢」の姿に涙する。
琴葉の抱える過去とは。
琴葉が語った世界と「夢」とは。
薫と琴葉の運命とは。
これは一人の男が猫のような彼女に恋をする、青くて儚い春の物語だ。