あらすじ

――それは、甘くて苦しい【恋心】――

幼い頃に母を亡くし、仕事にしか興味のない父と、数多くの使用人と暮らす公爵令嬢ロゼロア。父は月に一度帰ってくるか、来ないか。帰ってきても、執務室にこもりきってロゼロアと話すことは殆どない。使用人たちはいるが、何処か自分とは一線を引いている。

そんな日々に孤独を覚えていたロゼロアに転機が訪れたのは12歳のとき。
父が、一人の少年を連れてきたのだ。

「今日からお前の兄になるディールクだ」

彼はロゼロアの遠縁の親戚で、父が跡継ぎとして引き取ったらしい。
二つ年上の彼は、ロゼロアの孤独を癒してくれた。優しい兄との暮らしは、今までよりもずっと楽しかった。
……ただ、いつしかロゼロアの中にはディールクに対して別の感情が芽生える。

だから、ロゼロアは18歳の誕生日。ディールクに誕生日プレゼントとして唇へのキスを強請った。

それだけでよかった。よかったはずなのに……。

バランスが取れていた関係。それが崩壊したのは、ロゼロアが19歳になったとき。
――父が、病で亡くなったことが原因だった。

執着心強めの義理の兄(21)×自分の恋心に悩み続ける義理の妹(19)の甘くて歪で、何処かバランスの取れたラブ・ロマンス。

▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ

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アルファポリス
アルファポリス2024/05/09
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