あらすじ
ゲームの中の男たちは俺に優しい。
声を掛ければ嬉しそうな顔をしてくれるし、悲しいことがあれば一緒になって悲しんでくれる。敵対する人間が現れれば俺の味方になってくれて、最後は俺が常に求めている言葉を与えてくれる。
ゲームの中の男たちは俺の理想が詰まっている。
ただし、彼らが見ているのは俺の名前をした女だ。
結局、誰も俺自身を見てくれることなんてない。
誰も俺のことなんて、好きになってくれない。
乙女ゲームをしている最中に部屋の中でずっこけたと思ったら、なんか中世ヨーロッパのような世界に飛び込んでしまった芦川宗助。
ここはさっきまでプレイしていた乙女ゲーム「鬱金香の日々」の中ではないか!
ストーリーにも出てこないモブだけれどせっかくゲームの世界に飛び込めたのだから、ヒロインと同じ行動をとってみよう、と軽い気持ちで攻略を始めてしまった芦川。彼の身に何が起こるのか……。
よくあるネタだと思うので、ネタ被りがあったらすみません