あらすじ
電脳世界「アルカディア」、全てがコンピューターの演算で決まるこの世界ではあらゆる空論を実現できる一方で、演算を支えるメモリ容量が足りなければ何もできない。戦闘から商売、普段の生活はおろか、五感、肉体、自我の維持すらメモリが無ければ不可能となる。
故に、この世界の住人はメモリを求めて争い、奪い合う。より高みに上るため、奈落へと蹴落とされないため、他人の持つメモリを奪う純白の武器「メモリーバイター」を振るい続ける。
北方の小都市で防衛隊に勤める青年ヴォイドはある目的のため、襲い来るならず者達を倒してメモリを奪う日々を送っていた。しかしある日の任務で謎の怪物に遭遇し、彼の運命は変わり始める。その怪物の登場こそ、ノイズと狂気に塗れた事件の幕開けだった。