あらすじ
俺はとあるギャルゲーが大好きだ。
だが、俺が好きな最愛のヒロインを攻略するルートは存在しなかった。
非攻略対象のヒロイン。つまり、ただのサブキャラ。
そのバグった仕様にショックを受けた俺は、死に至る。
次に目が覚めたとき、俺はギャルゲーの主人公になっていた。
しかも目の前には、どんなに望んでも手に入らなかった俺の最愛のヒロインがいるではないか。
「結婚しよう」
「なっ、ななななっ、なに言ってるのよ!? 彼女が欲しいんじゃなかったの!?」
「すまない、嘘をついた。本当は彼女なんていらない。君を俺の妻として迎えたい!」
「えっ、えっ、えぇっ!? わ、私ぃっ!?」
あれ? 反応がゲーム内と違ってリアルだ。
てっきりいつもみたいに告白を断られるかと思ったのだが、彼女は顔を真っ赤にして逃げ出してしまった。
ん? ゲーム世界が現実になったってことは、俺の最愛のヒロインを攻略できるんじゃね?
デートに誘ってイチャイチャしたり、あわよくば結婚も……!
え、他のメインヒロイン? このゲームは10股できる仕様だからハーレムを築くことが可能?
そんなの知るか! 俺は、最愛の人にこの身を捧げるのだ!
バグ技で彼女に襲いかかる不良の魔の手から助けたり。
ゲーム知識で、彼女の借金を埋蔵金で返したり、彼女を騙そうとする悪人を倒す。
彼女のためになるなら手段は選ばない。
非攻略対象のヒロインを、ゲーム知識とバグ技を使って、何がなんでも幸せにするための物語が始まる。