あらすじ
ミルデリーヌ・ハルディルク公爵令嬢には婚約者がいた。婚約者のフェデルは「お前のような冴えない女なぞ、我が公爵家が嫁に貰ってやらねば、行き場がなかっただろう。私のような美しき男の妻にはふさわしくないが、我慢して貰ってやるのだ。私の言う事はなんでも聞け。口答えをするなっ。いいな。女は3歩、いや、100歩、下がって男の言う事を聞くのが当然だ」
という考えだ。
テラスでその婚約者とお茶をしていると、この間引き取った義妹のアデラがやってきた。
「私、アデラと申します。わぁ、王子様みたいに素敵」
と、言うアデラ。しかし、アデラから飛び出した言葉は……