あらすじ

10分100円。 それは、ちょっとした物思いにふける時間を手に入れる方法だった。 アパートの近くにある、古くも新しくもない、まあまあなコインランドリー。 そのコインランドリーの一角、左から三つ目にある乾燥機に自分の持ってきたカゴの中身を放りこみ、100円を投下することで得られる時間。 ようするに、洗濯物が乾くまでの時間。 そこで考えることは、とても「深い」とは言えず、およそ「哲学」ともほど遠い、どうでもいいことの羅列でしかなかった。 コインランドリー。 そこで過ごす俺の時間と、そこで出会った彼女の日常とが交差する。 特筆するような出来事もない、ドラマにするには物足りない、平凡すぎる俺と彼女の出会いの話。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2024/05/05
  • 現在の作品メランコリック・コインランドリー。