あらすじ
「素晴らしい発想じゃないか! さすが、我が国の兵器開発主任だ。その肩書は伊達じゃないな」
「はははは、ありがとうございます。将軍」
「して、その成功率。自信のほどは?」
「ええ、うまく行くと思いますよ。犠牲は最小限に、そして」
「与える損害は最大限、か。ははははは!」
二人は笑いながら私を見つめた。そう、犠牲とは私だ。私なのだ。
狂っている……お前たちは狂ってる! そう言えたらどんなにいいか、もしかしたら……いや、何も変わりはしないか。逆らえない。これは決定事項だ。爆薬と共に私は彼らの言う『敵』に向かって放たれるのだ。