あらすじ
播磨武士の間で一般的に継承されてきた「円心如水」なる兵法、それは孫子と老子が融合したものである。
現在存在する孫子は老子的要素を完全に排除したものであり、実践で使うことができない観念論となっている。
筆者は家伝の兵法と現在書籍化されている孫子などの書籍とのあまりの落差に愕然とするものである。
筆者には子がなく、このままでは、秘伝とされた家伝の兵法も喪失してしまう可能性が大きい。
また、同じ播磨の士族に聞いても、親の世代の第二次世界大戦での戦死、失念、過去の思想の拒絶などで
これらの兵法を継承している家も少ない。よって、現在我が家に残っている断片だけでも、後世に伝える必要性があると感じ、ここに執筆することとした。