あらすじ
結婚記念日の夜。
俺は妻の上に覆いかぶさっていた。
「久しぶりに...さ」
「...やめて。気持ち悪い」
「気持ち悪いって...」
「結婚してもう5年よ。あなたとはもうそういうことしたくないの」
付き合ってから9年、結婚してから5年、セックスレス3年目を迎えていた。
普通に会話はするものの、夜の営みはもうしばらくしていなかった。
しかし、俺がそういう店に行ったりすることは許されず、結局さみしく一人でする日々が続いていた。
そんな中、田舎に新しい営業所を作る関係で白羽の矢が立ったのが俺だった。
俺的には離れ離れになるのは結構さみしく、妻が反対しさえすればその話は断ろうと思っていたのだが、あっさりと「行けばいいんじゃない」と言われ、少し口論になった末俺は単身赴任を決意した。
そうして、単身赴任し1か月がたったある日のことだった。
家の近くの公園のベンチでJKが一人で寝ていた。
いくら田舎とはいえこれはまずいだろうと思い声をかける。
「おーい。何してんだ。ちゃんと家に帰れ」
「...誰?おじさん」
「おじ...もう日付回ってんぞ。家に帰れ」
「嫌だ」
「嫌ってな...。いくら人気がないといえ、こんなところで一人で寝てたらいろいろ危ないから」
「じゃあ、おじさんの家連れて行ってよ」
「はぁ?」
そういうと、のそのそと起き上がり俺の後をついてくるJK。
「いや、帰れよ」
「帰りたくないの」
「...あのなぁ」と、仕方なく一晩止めてやろうと思ったのだが、家に着くなり制服を脱ぎ始める彼女。
「ちょい!何してんの!?」
「...え?しないんですか?」
「しねーよ!人のことなんだと思ってんだよ!てか、そもそも俺は既婚者だ!」と、左手の薬指を見せる。
「...じゃあ、私はどうすればいいんですか?」
「どうすればって..何が.」
「どうすればここに住まわせてくれますか?」
「...はい?」
こうして、俺と彼女の奇妙な同棲がスタートするのだった。