あらすじ
雨水幸(うすいさち)は学級担任の山川東生(やまかわのぼる)と会い、立ち話をしているところに地面が光り輝き、そしてさらにはその急激なフラッシュに目をやられた運転手のトラックが突っ込んでくるという惨事に遭った。
気付いたら森の中に倒れていて、しかも互いに性別も年齢も種族も違う幼女と青年になっていた。
一方その頃、幼少に無理やり聖女候補にされた挙げ句さんざん虐げられてきたセレネは、聖女を召喚させる儀式の生贄として、毒を飲まされた。
だが、召喚は失敗し、セレネの死体は森に遺棄される。セレネは自分の聖魔力と虐げられて毒耐性が高くなっていたため仮死状態でいたのだが、遺棄された衝撃で意識を取り戻した。
この国にはいられないと森を歩いていたら、おかしな2人組と出会い、互いに身の上話を始めた。
この国はヤバいということで、山川東生はトザンと、雨水幸はサチと、セレネはホーリーと呼び名を変えて三人で隣の国まで行くことになる。
最初は憑依した二人の身元調査を行い、落ち着けるようならそこで暮らせばいいと考えていたトザンだったが、心の奥底では違う想いがくすぶっていて、二人にとある提案をするのだった。
「俺、本当はこの世界を旅して回りたいんだ」