あらすじ

まず最初に念を押しておきますが、本作はフィクションであり、作中の世界もすべて架空のものです。日本がモデルなどとはひとことも書いておりませんし、実在するどこかのロイヤルファミリーをネガティブに描く意図などは毛頭ありませんので、その点ご理解ください。  いや、昔これを書いた時に「大丈夫だとは思うけれど、そういう意図と曲解される可能性もあるから」などのご意見を複数いただいておりまして、当時は「えー、そんなこたぁないっしょ」と楽天的に返してたもんですが、改めて世の中を見回すと、まあ色んな人がいるもんですからねー 笑。  というわけで、本作は例によって十数年前……今となっては二十年ぐらい前の作品ですね、某社会人向け小説講座の、初年度の前期課題で出したものです。  一読しておわかりかと思いますが、これの中心アイデアは、かの国民的コミックシリーズに登場するもっとも有名なあの定番アイテムに、「空想科学読本」のノリでケチをつけてみたという、それだけのことです。誰でも書いてそうな話なのに、意外とネタかぶりの話は聞かなかったので、これは早い者勝ちかなと。  ところが、いざ書き上げてみると別の方向からご指摘をいただきました。星新一氏の某超有名作を挙げて「(オチが)xxxだね」と評する方が現れたのです。別にパクリになってるとかそういうことでなく、結末の作り方が同じ仕掛けになってるね、とコメントなさっただけなんですが、私も星先生のその作品は知ってましたし、潜在意識下で構造をなぞってしまった面はあるかなと。  まあそういう意味では、二重にオリジナリティのない作品ということになるかと思います。ネタ的には五十年前のものですしね。  とはいえ、締めのブラックさは作者的には割と気に入ってます。思えば、湾多が本当の意味で執筆の黒い快楽に目覚めたのは、この作品を書き上げた時だったかも知れません。  お楽しみいただけましたら。

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カクヨム
カクヨム2024/05/03
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