あらすじ

「僕には愛する人がいる。君のことを愛することはできない。今回の婚姻は、白い結婚とさせてくれないか」 「それは契約違反です」 「け、契約違反だって?」 「そちらの都合で契約内容を変更するのですから、こちらには正当な補償を要求する権利があります」 初夜の寝室で『白い結婚』の申し出が告げられた。 しかし子爵令嬢シィンセリアは悲嘆に暮れることは無く、怒りに燃えることもなかった。落ち着いた態度で求めたのは、契約違反に対する補償だった。 シィンセリアの求めた補償は、領地の一部割譲や鉱山の利権など、非常に重いものだった。 難色を示す伯爵子息アンウィーズに対し、シィンセリアは挑発的な言葉を投げかける。 「あなたが本当に想い人を愛しているなら、できるはずです」 果たしてこの『白い結婚』はどうなってしまうのか。 子爵令嬢シィンセリアが本当に求めていたものとは?

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小説を読もう2024/05/03
  • 現在の作品白い結婚を申し込まれた令嬢が冷静に補償を要求するお話