あらすじ
僕の住んでる田舎は、「稲堀山《いなほりやま》」の麓にあって昔から妖怪にまつわる話が多い。
とくに、ばあちゃんちは、稲堀神社の近所で僕が住んでる地区よりもっとど田舎。
バスは一日朝夕二度しか来ないど田舎、足は車かバイクしかない。
僕はいつも愛車のカブに乗って山道を上げっていく。
僕はばあちゃんちで何度か妖怪に遭遇してる。
都会じゃまず見られない妖怪。
人がたくさんいるような場所だと妖怪は肩身の狭い思いをしなきゃいけないけど
ど田舎はのんびりしてるから住みやすんだろう。
今は、妖怪より人間のほうがよっぽど怖いから・・・。
そのばあちゃんちの古民家にひとりの女の子が住みつくようになった。
近所に民家はない・・・だからもしかして妖怪?
それ以外、ばあちゃんちに行くたびに僕も何度かその子を見たことがあった。
ばあちゃんもひとりで住んでるから、いい話相手ができて寂しくないって喜んで
いる。