あらすじ
トレーディングカードゲーム。
人種性別国籍年齢その他を問わず、カードを通じて相手と戦うことができる文化が20世紀末に生み出されてから半世紀ほどが過ぎた日本。
「カードは人生の楽しみのひとつ」ではなく、「人生はカードをするための道具のひとつ」と理解したカードキチガイ、紙莫迦――カミバカ――が今日もまた全力を込めてカードを引き、カードを出し、カードに笑い、カードに泣く。
無実の罪を押し付けられそうになった女子高生・伊藤ステラと、それを救うべく奔走する女刑事・織宮翼。
悪人たちの仲違いにより、カードに勝てば無罪となる奇妙な事態へと追い詰められる。
窮地の中、カードゲームを楽しむ余裕などあるわけのない状況だったが、突如として現れた奇妙なホームレスが、状況を変えていく。
カードに笑い、カードに生き、カードこそが生きる意味。
紙莫迦たちのフロンティアを、今日も紙莫迦たちが行く。