あらすじ
「ルリアナ・ナキサル!お前との婚約を破棄させてもらう!」
国立高等学校主催のパーティーで私の婚約者であるレンド・リグナー侯爵令息がそう宣言した。クラスメイトのカリナさんがレンドの横でこれ見よがしにふんぞり返っていた。
家同士の強制的な関係ではなく、少しでも心から婚約者でいてほしいと思ってくれるよう努力をしていたつもりだけど……ただの自己満足だったみたいね。
「よっしゃ〰️!!」
私が不幸な目にあって喜んでいる人もいるわ。人に優しくするよう教わってきたし、自分でも教えの通り振る舞ってきたつもりだけど、結局私は何もできていなかったのね。
「よし!よし!!」
……ちょっと喜びすぎじゃない?