あらすじ

我輩はINTJである。 名前は個人情報なので教えない。 我輩はさらに言えば、Fiを高度に発達させることに成功し、自身の欠点がSeであることを真の意味で自覚し、社会的に成功を収めているINTJである。 それを諸君らに強いて証明する必要はない。 この文章を読むことを諸君らに強いていないことと同様に、である。 これを読んでいる諸君らがINTJでないなら、諸君らは諸君らの身近にいるとあるINTJを思い浮かべ、その無表情と沈黙の裏にある真実を知りたくてこの文章に目を通していることと思う。 いかにもこれから諸君らの思い描いているINTJの不器用で繊細で本人が死んでも語らない恥ずべき内面を、本人に代わって書き記して進ぜよう。 これを読んでいる諸君がINTJであるなら、諸君らが本書に求めていることの核心は心得ている。すなわち、如何にしてSEXの相手を確保するか、ということについてだ。 この我々にとって最も困難かつ心の底で渇望している達成目標へのひとつの近道として本書を大いに活用いただきたい。 この目標を持続的に達成可能な状態を構築できている完成したINTJにとっては、本書が提供できることは特にない。せいぜい一夜のお供として「自分の方がINTJの普遍的な理解について、筆者よりも精通しているな」と再確認してテコの原理で貴君の自尊心を向上させる程度である。 前置きは以上だ。本題に移ろう。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2023/10/26
  • 現在の作品INTJとは