あらすじ
浄化の力を与えられ魔女になったフジコ09ことウヅキ・ウィステリア。
情勢が安定した途端、お払い箱となった彼女は、僻地の島の灯台守として派遣される。
その島の入江には、名もなき黒い一つ目の泥の獣が住んでいた。自らの醜さから彼は綺麗なものが好きだったが、新しく赴任したウィステリアの歌声に惚れ込んでしまい、密かに彼女の歌を聴きにくるようになる。
そんな夢見る獣はどこか"彼"に似ていた。
かつて廃墟のテーマパークでウィステリアを守ってくれ、一緒に旅をした、彼女の初恋の相手の黒騎士に。
過去と現在が交錯し、やがてひび割れた約束が浮かびあがる。
※2022年文披31題参加作品です。
SFファンタジー風味。『霜月は雨、楽園廃墟の観覧車』(シリーズよりどうぞ)の続編ですが単体でも読めるかと思います(ただ前作のネタバレはあります)。
また「U-RED in THE HELL ーナラクノネザアスー」と世界観が共通しています。
それにより丹下左膳をオマージュ・モチーフにした部分が含まれます。(オマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)