あらすじ

日本海軍の潜水艦隊(第六艦隊)は、大東亜戦争中、百八十四隻の敵艦船を撃沈させました。総トン数ではおよそ九十万トンです。この戦果は、ドイツ海軍の二千七百八十隻(千四百万トン)やアメリカ海軍の一千八十隻(四百六十五万トン)にくらべるとかなり見劣りがします。 しかし、日本の潜水艦隊は戦争全般をつうじて血の滲むような悪戦苦闘をしつづけていました。敵主要港への強襲、通商破壊、艦隊決戦への随伴などのほか、戦果には直接つながらない偵察や哨戒の任務についていました。潜水艦隊は縁の下の力持ちとなって、連合艦隊を海中から支えていたのです。なかでも潜水艦隊を苦しめたのは輸送任務でした。日本軍の輸送船団がアメリカ艦隊に沈められてしまうため、やむなく潜水艦が輸送任務を遂行していました。そして、戦争の終末期になると回天特攻作戦に従事しました。 日本海軍の潜水艦隊がどのような戦況の中で、どのように戦ったのか、その実相に迫ります。

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小説を読もう2020/07/28
  • 現在の作品大東亜潜水艦戦