あらすじ
※十八歳未満の方の閲覧を固く禁じます。この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
僕は、未成年の女を三人殺しました。そのほか、実の妹を強姦し、心を壊して自殺に追いやったとされています。
裁判では、僕を死刑にするか否かで、今も審議が行われています。ですが、僕は死刑を受けようと、世間からどんなに非難されようと、もはやどうでもいいのです。腐りきった世の中から何と言われようと知ったことではないのです。
ただただ、妹が不憫でなりません。
僕の犯行が世間に知れ渡り、裁判で詳細が公になってもなお、妹の無念は闇に葬られたままでした。妹が受けた仕打ちについて知る者は多くとも、それを打ち明けようとする者はこの世で僕しかいないでしょう。
利己心しかない連中にいいように振り回された妹を、僕は守り抜くことができなかった。これから書く手記は、見殺しにしてしまった妹に対する贖罪でもあります。
妹の無念がたった一人にでも届いてくれたら、虫けらのように扱われた妹の魂も少しは浮かばれるかもしれません。それで妹に笑顔が戻ってくれたなら、これ以上の喜びはありません。
※文章校正を目的とした加筆修正を都度行わせていただきます。