あらすじ

肉体は、性自認に応じた性別に変化する。故にトランスジェンダーの場合、肉体の性別が性自認と異なると気づいた時点で、性自認と同じ性別の肉体になる。  また不定性のXジェンダーと呼ばれる人たちは、性自認が様々な要因で変化し、その度に体の性別が男女やその中間へと変化する。  由花の姉、エリカは中学二年の時に不定性のXジェンダーだと自覚した。LGBTに対して理解のない田舎ということもあり、虐められ、千葉へ引っ越しをすることになる。由花は大好きなエリカを守るため、中学入学と同時にボクシングを習い始めた。  エリカはXジェンダーであることに引け目を感じていたが、ある講演会を機に自分らしく生きたいと思い始める。歌うことが好きだから、歌ってみた動画を投稿することに。エリカは歌う間性自認が変化するため、声帯が変化し唯一無二の歌声で歌えた。少しずつファンが増え、エリカは明るくなる。  由花が高校一年の頃、エリカがメジャーデビュー。由花の応援もあり、様々な偏見や差別、課題を乗り越え、ファーストライブを成功させ、世間に受け入れられる。由花もボクシングの全国大会で優勝し、強さを得た。  ライブ後、エリカが東京で暮らし始めて一年。エリカの熱愛報道が出る。由花は動揺する。  エリカが初のライブツアーの途中で倒れる。由花が病院に向かうと、熱愛報道の相手が現れる。幼少期自分たちの傍にいたロリコンだった。由花は怒るが、逆にエリカへの恋愛感情を指摘され、動揺する。その後病院にきたファンを殴り、ジムを出禁になる。  エリカはXジェンダー特有の精神の病気だった。次ライブに出たら死ぬ。エリカを連れて逃げ、温泉旅館へ。そこでエリカは、ライブに出ることと由花と姉妹のままでいたいことを告げ、翌日会場に行く。  由花は親友に励まされ、ライブ会場に行きエリカに告白する。由花はたくさんのものを失ったが、それがきっかけでエリカは病気を乗り越え、ライブを成功させた。

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カクヨム
カクヨム2024/04/01
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