あらすじ
世界になじめないわたしは海にとける――
主人公、星原珠海の前にはいつだって線があった。太くて、長くて、淀みのないはっきりとした黒々とした線。その線は、珠海と世界を分け隔て、珠海を世界の外側に追いやっている。
珠海はいつだって外側にいた。家族といるときも、友達といるときも、何か作業をしているときも、外側だ。線の内側に入ることはできない。だから、珠海はずっとひとりぼっちだった。誰かと一緒にいても、一緒にいない。
寂しさを抱える少女珠海の魂の物語。
毎日18時更新。15話で完結。
「カクヨム」にも掲載。