あらすじ
とある公立大学の工学部2年の宗崎 隆行(そうざき たかゆき)は、同期の三上 恭介(みかみ きょうすけ)から紹介された教育学部2年の松裡 莉子(まつうら りこ)に出会った瞬間から気になってしまった。
しかし、松裡は友人の三上恭介が気になって自分には振り向きもしない。
友人の三上は、松裡は好みではないからと自分に譲ることをハッキリと言われる始末…。
―松裡 莉子と知り合って半年後。―
友人の三上恭介は、大学構内で、可憐で可愛すぎる女子学生がスタンガンを持った暴漢に襲われる事件があり、三上が骨を折ってまで彼女を助けたことが切っ掛けで、その助けた女子学生の霧島 陽葵(きりしま ひまり)と、電撃的に付き合い始めた。
一方の松裡 莉子は、学部の体育祭実行委員会で、先輩の棚倉結城(たなくら ゆうき)を通じて外部委員として招聘された三上恭介を好きになってしまった。
松裡は同じく彼を好きになった友人達4人と協定を組んで、互いが彼の気を惹きつつ三上が誰を好きになるのかを争っていた。
そして…知り合ってから半年経っても三上は誰とも気を合わせようとしない。
至って普通の関係だ。
しかし、その彼女達の恋の夢は、三上が霧島 陽葵という可憐で可愛すぎて、しかも気立てもよい子を彼女にしたお陰で無惨にも崩れ去ってしまった…。
4人は霧島 陽葵を見た瞬間に、自分達は敵わないと悟って完膚なきまでに失恋をした。
松裡は、失恋のショックから立ち直って、自分をさりげなく支えてくれた宗崎 隆行との付き合いを通じながら、憧れていた三上が自分達とは釣り合わないことを悟って、気持ちを切り替えた途端、彼に段々と惹かれていく。
お互いの短所を補完しながら、支え合っていくことの大切さを知りつつ、徐々に距離をつめて愛を育む。
-やっぱり4人で馴れ合いながらの競争なんてダメだったのよ。-
「もしも三上さんと強引に付き合っていたら、わたしは別れていたかも。」
背伸びをしない恋愛がお互いの心を徐々にときめかせていく…。
そんな恋愛模様を描いた物語…。