あらすじ
ミナミとシンシアは山に囲まれた田舎の高校に通う二年生。これまで特に不満もなく約一年半ほど身の丈にあった慎ましい高校生生活をおくっていた。しかし、高校二年生時、十七歳になるというミナミの誕生日をきっかけに二人の関係に変化が生じる。その日がたまたま体育祭で、その日が読んだ漫画に「十七歳の誕生日に自ら処女を捨てる女子高生」が登場してしまったものだから、ミナミは十七歳という年齢の意味とその後の自分の人生について悲観し、このままではいけないのではないかという考えに憑りつかれてしまう。それをうちあけられた親友のシンシアは、近々訪れる自分の誕生日に海へ二人で海へでかけないかと提案した。古い歌謡曲に大人が乗せて伝えたように、海を見て敢えて能天気にはしゃぐのもいいものではないか、と。その意味をうっすらと察したミナミは、シンシアの誕生日でもある十月のとある日曜日に電車にのって北の海を目指した。目的地にたどり着いた二人はシーズンオフの海をみて、はしゃいだ拍子にお互いの想いをぶつけ合い、次回外泊することを約束して帰路につくのだった。
完成すれば某賞に投げる予定の作品です。
限定的に公開してみます。