あらすじ
「なwんwだwよwこの設定wwwwww」
腹がよじれるほど笑った俺はもう一度、エロゲの紹介文を読む。
皆が国を傾けかねない容姿を持つ一族、白無比(しらむひ)。
彼女らには、戦いを義務付けることにより、強い子孫を残すための機能が備わっている。
それは同族を屈服させることでなりたい性になり、相手を子孫を残したくて仕方なくなるほど魅力的な異性にするというもの。
性を与えた相手は砂漠の水ほどに魅力的な異性に映るため、ほぼ全ての白無比は壊しても子が安全なよう女性を選び、幼くからも女性として育てられ、女性になることを目指す。
白無比たちが相手をえっちオスにしようと乱世で戦う、バトルファンタジー群像劇いざ開幕!!
「いざ開幕!! じゃ、ないんだよなwww」
———そう馬鹿すぎる設定のエロゲに笑い疲れて寝たのが昨日のこと。
「ない。俺のあそこがない……」
馬鹿げたゲーム、しかも白無比、しかもしかも悪役貴族に転生してしてしまい青ざめる。
「本気でどうしよう……。男には戻りたいけど、腹上死だけは絶対にヤダ。いや、そうか。俺が勝って相手を女の子のままにして、何もしなければいいんだ」
心に決めた主人公のアスカは努力し、動乱を乗り越えようとするのだったが……。