あらすじ

※今作は『ガラスの魔女は復活できない。』シリーズ第3編です。 第1~2編のネタバレを含みます。 ◇◇◇ ガラスの魔女の復活など、夢のまた夢なのかもしれない。少年は誰よりも思い悩み、けれど諦めきれない。 年月が過ぎ、記憶はセピア色を帯びていく。 そのたび、炭酸の味で胸を焦がす彼に――非現実は、応える。 どこからともなく風鈴の声。 互いに引きあう秘密の感情。 透明なウソ。 置いていくものと置かれていくもの。 それは、彼のためだけに用意された神隠し。それは、ガラスに刻まれた隙間時間。 魔法は綺麗で残酷なものだと、魔女は語る。 その深さを、三上春間は身を以て思い知る。 いつか伸ばした指を魔女に届かせる、透明な日々の一幕。 ひたむきに否定し、ひたむきに求める、ガラスがごとく青春群像劇、第三弾。 魔法使いの本心を知るものはいない。魔法使いの生き方には曇りがない。 ――そんな常識にだって、終わりはやってくる。

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