あらすじ
ハロウィンを間近に控えた秋。
一人事務所で留守番していた探偵の近藤武蔵(こんどうむさし)は、一本の電話を受ける。
現場に赴く武蔵。そこにはロングコートに身を包み、ベールで顔を隠した見るからに怪しい依頼者が待っていた。
依頼者は武蔵に、拉致された夫と息子の捜索依頼をお願いする。
姿を隠したままでは依頼を受けることは出来ないと告げる武蔵に、依頼者は顔を覆っていたベールを外して見せる。
全身を毛で覆われた依頼者。
依頼者は自分をイネコと名乗り、自らを遺伝子組み換えによって生み出された生物だと語る。
自らの生い立ちについて語るイネコ。
改めて拉致されたご主人とその息子の捜索を依頼するイネコに、武蔵は首を縦に振るのだった。